EDと病気!糖尿病 高血圧 前立腺肥大 うつ病 睡眠時無呼吸症候群とED

EDになりやすい人の特徴

ED 病気

喫煙者

タバコに含まれるニコチン物質には血管を収縮させる作用があり、EDの原因にもなります。

それは、タバコを吸うことで抹消の血液の流れが悪くなることで、男性器にも影響があるとされているためです。

ED患者の80%が喫煙者というデータが、その事実を裏付けています。

メタボ

メタボリックシンドロームは昨今では若い男性にも増加の傾向が見られます。

メタボ(内臓肥満)になると、脂質異常や高血圧などの影響で全身の血管を老化させてしまうので、海綿体に十分な血液が送られなくなり勃起力が弱まりEDの原因になります。

自転車愛好者

自転車に頻繁に乗ることがEDの原因になるという説もあります。

これは、サドルで性器を圧迫することによって、神経障害と血流障害が起こるからと考えられています。

ストレスを感じやすい

EDの原因はさまざまありますが、その大半は心因性です。心理的ストレスの原因になるのは、不安やプレッシャーなどで心のバランスが悪くなることです。

心に問題がある場合は、問題を取り除くことが最も有効な改善方法でしょう。

男の冷えはEDの一因

「冷え」はED症状を引き起こす原因のひとつです。

「冷え」は血流が悪くなって手足の末端や背中などが冷たく感じる状態のことを指しますが、それだけに留まらず、自律神経の乱れによって「冷え」を感じることもあります。

自律神経が乱れることによって血管が不必要に拡張し、皮膚近くの血管から体温が奪われて体幹が冷えてしまうためです。

身体の中心が冷えると、陰茎の海綿体へつながる動脈の血流も滞ってしまいます。

海綿体への血流の悪化は、EDの発症を引き起こします。

「冷え」を予防するためには、冷えない身体を作ることが大切です。

十分な睡眠をとること、入浴や適度な運動で身体を温めること、また生姜やトウガラシ、にんにくなどの身体を温める効果がある食べ物を摂取すると効果が期待できます。

「冷え」は冬の間だけではなく1年を通して発症する可能性があるので、普段から予防するように努めましょう。

EDと精密検査

EDには、主に心因性による機能性EDと、糖尿病などが引き金になって発症する神経や血管の障害に起因する器質性EDの2種類があり、どちらにもED治療薬は効果が高いです。

治療薬は「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」で、医師と相談して最も自分のライフスタイルに合った薬を処方してもらいますが、これらのED治療薬でEDが改善しなかった場合は、血管造影検査、PGEテスト、球海綿体筋反射潜時測定、陰茎背神経伝導速度測定、海綿体内圧測定等 精密検査を行うこともあります。

うつ病とED

ED 病気

うつ病は、15人に1人がかかる身近な病気で、憂うつな気分やマイナス思考を引き起こす気分障害の1つです。

意欲や集中力が低下し、これまで楽しんでいたことも面倒に感じてしまうこともあります。

精神的な症状のみならず、身体的な症状も起こります。例えば、不眠や食欲低下、倦怠感などです。

回復するためには、抗うつ剤などの薬物治療もありますが、休んでストレス解消したり、新たな生活習慣を取り入れていくことも有効です。

うつ病とEDの関係

うつ病を発症すると、性欲が低下し、EDの要因にもなりえます。

EDは原因によって、心因性ED、器質性ED、混合性ED、薬剤性EDの4つに大別できますが、いずれのEDも、うつ病から発症することがあります。

うつ病に対する処方薬にはさまざまなものがありますが、中には性機能を低下させてしまうものもあります。

代表的なものとしては、抗うつ剤として1番多く利用されるSSRIという薬です。

これは中枢神経系でセロトニンを増加させますが、そうすると性的衝動に作用するドーパミンを抑えてしまうため、性欲が低下してしまいます。

抗うつ剤の使用により、性欲や性機能が低下し、EDを発症する可能性があるのです。

抗うつ剤などが要因の薬剤性EDは、その要因となっている薬の服用を中止することで改善できます。

ただ、医師から処方されているということは必要性があるということなので、自分で勝手に判断せず、医師と相談するようにしましょう。

うつ病とEDが併発してしまうと、短期間で改善していくことが難しくなりますので、まずは併発しないようにうつ病を予防しましょう。

必要な休養をとり、ストレス解消法を持ち、柔軟な考え方を取り入れることが有効です。

糖尿病とED

ED 病気

糖尿病性勃起障害

糖尿病は発症してしまうと完治できない病気と言われています。また、放置すると様々な合併症を引き起こし、失明や透析治療などにまで繋がる恐れがあります。

糖尿病の主な合併症に、網膜症、腎症、神経障害などがあります。

神経障害は最も発症しやすい合併症であり、自律神経失調症となる方も少なくありませんが、自律神経失調症の症状は全身に現れ、泌尿器系・生殖器系にも現れます。そのため、EDなどの勃起障害や射精障害、精子形成障害といった性機能障害を発症してしまうのです。

糖尿病の合併症により発生するEDは「糖尿病性ED」や「糖尿病性勃起障害」と呼ばれます。

また、糖尿病によって高血糖状態が続くことで、神経線維が減少し、繊維密度が低下します。

そうすると神経内部が低酸素状態となり、陰茎の感覚が鈍くなったり、陰茎海綿体の神経に異常を起こし、EDを発症することがあります。

病院を受診しない糖尿病性ED患者が多い

男性の糖尿病患者のうち、糖尿病性ED(糖尿病性勃起障害)の発症率は約80%となっていますが、糖尿病を患っている人はかなりの高確率でEDを発症しています。

しかし、ED治療に病院を受診する方はとても少ないです。

糖尿病は不治の病と言われていますが、糖尿病性EDは適切な治療を受けることで改善が期待できます。

病院を受診せずに放置すると、症状が悪化し、より負のスパイラルになってしまいます。

恥じらいなどもありますが、多くの方が悩んでいる症状であるため、糖尿病やED治療の専門医師に相談しましょう。

糖尿病患者はEDの相談を何科でする?

糖尿病患者は40~50代が多いですが「EDかもしれない」と感じたとき最初は何科を受診すれば良いでしょうか。

受診の目安は朝立ちの有無で、朝立ちがあれば機能的には問題がない場合が多いですから、まずは糖尿病の担当医にED薬の処方を相談してみましょう。

今のED治療薬は高確率で治療効果が期待できますし、男性糖尿病患者の約1割はED薬を使用しています。

また最近では前立腺肥大もEDの原因の一つとわかっていますので、前立腺肥大症の治療を受けるとEDが改善する事例が多いです。

甘いものの食べすぎによるEDに注意!

糖分の摂りすぎが原因でEDを招くという事があります。

甘いものの食べ過ぎると血糖値が上がり、ドロドロの血液になってしまいますが、血液がドロドロになってしまうと、動脈硬化の要因となり、血流が遮られてしまうためです。この血流の悪化=EDということです。

糖尿病の患者がEDを発症する確率は、通常の男性の2~3倍と言われています。

EDは性交時に陰茎が挿入可能な固さに勃起できなかったり、勃起を維持することができない状態ですが、EDになる原因は陰茎海綿体への血液の流入が十分でなく、海綿体の充血状態が不十分であることなのです。

陰茎海綿体には血管が大量にありますが、それらは極めて細い血管であるため、血流や血管の悪影響をもろに受けやすいです。

甘いものをたくさん食べると血管を傷つけたり動脈硬化を引き起こし血流が悪くなり、その症状が陰茎に現れてEDとなるわけです。

当然、陰茎海綿体の血流が悪くなると、周囲の細胞などに酸素や栄養素が届けられなくなるので、陰茎や会陰にある神経が損傷する恐れもあります。

神経が損傷し、脳からの信号が伝わりにくくなると、性的な刺激があってもその信号は伝わらないため、勃起などの性的反応も起きなくなり、さらにEDが進行してしまいます。

もしこの性的な反応や刺激に関する神経に障害が残ると、EDの改善は困難となります。性的な欲求やテストステロンの分泌以前に、脳からの信号の通路が遮断されている状態なのですから。

そのため、甘いもの好きで精神的な要因もなくED気味の場合は、神経障害となる前に 早めに病院を受診しましょう。

高血圧とED

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高血圧でEDになる!?

血圧の高さとEDの因果関係についてですが、高血圧症の人の3割から7割の人がEDを発症しているという報告もあり、関連性は高いと言われています。

高血圧に注意することで、EDの予防に効果がある可能性があると言えますが、EDになる要因は他にも様々な要因があります。

血圧以外にも精神的な問題や糖尿病といった病気、また他の病気に対する薬が原因というケースもあるので、高血圧のみが原因であるとは限りません。

当然、糖尿病や高脂血症によりEDを発症する可能性もあるため、このような病気を予防することがEDを予防するためにも必要です。

ただ、血流が悪くなることでEDになりやすくなることは確かであり、血圧が高い状態では動脈硬化を起こしやすくなるため、高血圧がEDを引き起こす要因の1つであることは間違いないようです。

また、高血圧の場合、血圧を下げる薬を服用することがありますが、降圧剤がEDの原因となることがあります。降圧剤によって血液が集まりにくくなってしまい、EDを発症するケースがあるからです。

そのため、高血圧それ自体と服用している薬の副作用もEDの原因として疑う必要があります。

降圧剤を飲み続けるとEDになる可能性~飲まない人とは2倍の差が

多くの男性が、年齢を重ねると高血圧に頭を悩ませるようになる。そこで、上がりすぎた血圧を下げるために用いるのが降圧剤だ。毎日飲み続けなければならないため、服用が習慣化する。だが、何の気なしに薬を飲み続けていたところ、気がつけばいつのまにか勃起不全(ED)になっていた――こうした例はきわめて多い。

「降圧剤を飲むとEDになりやすいのはたしかです。そうした報告は数多く出されていますし、公益財団法人日本医療機能評価機構が出している『ED治療ガイドライン』でも、降圧剤がEDの『リスクファクター』のひとつであると認められています」と解説するのは、虎ノ門・日比谷クリニック院長で泌尿器科医の大和宣介氏である。

「実際に私が診た患者さんのなかにも、『カルシウム拮抗薬』という降圧剤を服用した後で『下のほうの元気がなくなった』『勃起しなくなった』と相談に訪れた方がいました。そういうときは、薬を別の種類の降圧剤に変えるなどして対応をしています」(大和氏)

これまでEDの主要な原因は「高血圧」であるとされてきた。しかし近年になって、降圧剤も、高血圧とは独立してEDのリスクであることが明らかになりつつある。

いま、日本には1130万人のED患者がいると推計されている(「たまに勃起できる」などの中程度EDも含む)。年代別にみると、40代の5人に1人、50代の2.5人に1人、全世代(30~70代)の4人に1人がEDだという。もはや「国民病」だ。もしかするとそのEDの多くは、降圧剤を原因としているかもしれない。新規ED患者の25%が、薬によって発症しているというデータが紹介されているのだ。降圧剤を飲んでいて、「勃起しにくい」と感じているのであれば、それは薬によって引き起こされている可能性が高い。

前出の大和氏はこう指摘する。

「私が目を通してきた論文や報告のなかでは、カルシウム拮抗薬『アムロジピン』がEDを引き起こすリスクがあるとされていました。実際、私のクリニックに来る患者さんでも、この薬を処方すると『勃起しなくなってきた』と訴える人がたまにいます。そうした場合には、薬を変える提案をし、ARBやβ遮断薬を服用してもらうようにしています」

日本人はEDになったとしても、そのことを恥じたり、「もう年だから」と諦めたりして病院にかからないことが多い。実際にEDになっている人のうち、病院に行っているのは、わずか9%にすぎないという指摘もあるほどだ。しかし実は、降圧剤の種類を変えてみたり、薬そのものをやめる努力をしたりすることで、かつての「仁王勃ち」を取り戻すこともできると聞けばどうだろうか。

関西に暮らす土井克彦さん(58歳・仮名)は、「仁王勃ち」を取り戻した一人だ。土井さんが言う。

ED 病気 私は55歳から降圧剤(カルシウム拮抗薬)を飲み始めました。そこからしばらくは、恋人とセックスを楽しんでいましたが、段々と勃起をしにくくなってきたんです。年のせいかとも思いましたが、思い切って医師に相談すると、降圧剤が原因になっている可能性があると言われた。『薬をやめたらよくなるんですか』と聞くと、『よくなるかもしれない』と言う。だから思い切って、降圧剤をやめられるという触れ込みの病院に行ってみることにしたんです。

幸い、重い血管の病気があるわけではなかったので、食生活を管理してもらい、キチンと運動をしたら1年ほどで降圧剤をやめることができた。そして、薬を飲まなくなると、段々と勃つようになったんです。それにつれて気持ちも前向きになる。いまではまたセックスもできるようになりました。降圧剤をやめて本当によかったと思っています」
 
前出の大和氏が解説する。

「ペニスの血管を拡張させるのは、一酸化窒素から生成されるcGMPです。cGMPは分解されやすい性質がありますが、ED治療薬はその分解を抑制する効果がある。cGMPの濃度が保たれることにより、末梢血管のまわりの筋肉が弛緩し、血管が拡張。ペニスに血液が流れ込みやすくなる。その結果、勃起をしやすくなるというメカニズムです」

問題は、ED治療薬によって血管が拡張することで、血圧も低くなってしまうということだ。降圧剤と併用すると、ただでさえ血圧が下がっている状態でED治療薬を服用することになる。血圧が下がりすぎてしまうのである。
 
ED 病気
 
新宿ウエストクリニック院長の室田英明医師が語る。

「降圧剤とED治療薬を飲んでいる人は、血圧を下げる薬を2種類飲んでいるのに近い状態になります。場合によっては、たちくらみやふらつき、だるさといった副作用が出ることもある。降圧剤とED治療薬は併用注意なのです。併用は可能ですが、こうした副作用については注意が必要です」

ほかにも、両者の併用には気をつけておくべきタイミングがある。池谷医院院長の池谷敏郎氏はこう話す。

「基本的に、医師は降圧剤を、患者さんの血圧が標準値に近づくように処方しています。しかし、お酒を飲んで血管が広がったり、脱水症状で血液の量が減ったりしたときは、血圧が極端に下がりやすい状況になっています。こういうタイミングでED治療薬を飲むと、血圧が下がりすぎてしまうこともある。そうした場合には、注意が必要です」

血圧を下げて降圧剤をやめられれば、EDは改善する。セックスができるようになれば血管が健康になり、さらに血圧も下がる。そしてまた勃起の調子はよくなる――血圧を下げれば、まさにいいことずくめのスパイラルが起きると言える。

via:週刊現代2017年10月14日・21日合併号

前立腺肥大症とED

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前立腺肥大症とは?

前立腺は男性のみに存在し、膀胱の下にある3~5cmの大きさの器官で、精液中5~10%の前立腺液を分泌します。

この前立腺液は精子に栄養を与え、活性化に作用します。

前立腺肥大症は、この前立腺が肥大化する病気で、症状により以下の3段階があります。

初期段階は頻尿の症状が現れ、次の段階では、残尿感を頻繁に感じるようになり、最後の段階は、慢性尿閉期といって尿意があるにも関わらず排尿できない状態になります。

前立腺が大きくなると尿道が圧迫されるため、その状態が続くと尿が腎臓に逆流し、水腎症を発症する可能性があります。

ED治療と前立腺肥大症の治療の相関関係

前立腺肥大症の治療の1つである手術療法による副作用で、勃起機能が低下し、EDが発症する可能性があります。また、手術による精神的な負担もEDを発症する要因とされています。

前立腺肥大症の治療がEDのリスク要因となることがありますが、逆にEDの治療によって前立腺肥大症が改善されるケースはあります。

ED治療で環状グアノシン一リン酸(膀胱などにある筋肉の加減を調整する物質)が正常に作用するようになると、前立腺による膀胱や尿道の圧迫がなくなり、前立腺肥大症の症状もなくなります。

排尿障害はEDになる要因の一つ

「夜中に何度もオシッコで目が覚める」や、「尿のキレが悪くなった」といった悩みを持つ中高年男性も多い。言わゆる排尿障害だが、実はコレ、EDになる要因の一つでもあるという。

「まず、排尿障害の原因で一番多いのは『前立腺肥大』です。とくに50歳以上になると前立腺の細胞の一つ一つが大きくなるため、尿道を圧迫して排尿障害を起こしやすくなるのです」

こう説明するのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。ちなみに、前立腺肥大は60代で60%、80代では90%と、高齢になるほど患いやすくなると言われている。そんな前立腺肥大が、なぜEDを併発させるのか。その理由は大きく二つある。

「一つは、前立腺肥大の治療の副作用です。なかでも経尿道的前立腺切除術と呼ばれる手術療法は、電気治療の必要があり、これによって勃起能力が低下する可能性があります。また、前立腺肥大症に使われるホルモン剤も、EDを引き起こしやすい薬でもあります。ただ、これらはあくまで“可能性”の話。必ずEDになるわけではありません」

だが、それ以上にEDの要因として多いのが、精神的なダメージなのだという。

「前立腺肥大で手術をしたことへのショックもそうですが、排尿障害になった途端、EDを起こすケースも多いのです。やはり、尿のキレが悪くなったり、急に尿意を催してしまったり、シモに心配の種が増えると、自分のペニスそのものに自信を失ってしまう。これが一番大きいと言えます」

確かに排尿トラブルを抱えたままセックスに挑むのは、多少なりとも不安が残る。その不安が、心因性EDを引き起こしてしまうのだ。では、どうすればいいか。

「前立腺肥大症の場合、まずは治療を優先させるべきです。そうではない場合、膀胱の血行が悪くなっている可能性が考えられます」

頻尿や残尿感などは、膀胱の血行不良が原因となっていることが多いそうだ。

「これを改善するのは、至極簡単です。肛門を締めたり、緩めたりする運動を繰り返すだけ。椅子に座った状態でも寝ながらでも構いません。1日20回ほど行ってください」

さらにこの時、ある部分を指で抑えながら行うと、ED改善どころか精力アップに繋がるという。

「通称“PC筋”と呼ばれる部分です。恥骨から尾骨にいたる筋肉群のことで、見つけ方も簡単。肛門を締めて緩める時、睾丸の後ろに指をそっと置いてください。その時、ピクンと動く部分がPC筋です」

このPC筋は、射精の際も収縮して、精子を体外に送り出す役目を負っている。

「最初は指でPC筋を抑えながら、肛門を締めたり緩めたりしてください。そのうち、指で抑えなくてもPC筋を自由自在にピクピクさせることができます。すると、セックスの際もPC筋を収縮させるだけで、ペニスが勃起しやすくなって快感度合いも高まるのです」

実際、PC筋を指で抑えながらピクピクさせてみると、気持ちいい。この“快感”をペニスに覚えさせることで、いざという時も興奮状態に持ち込みやすいのだ。

via:週刊実話2018.4.5

前立腺炎とは?【参考】

結婚生活1年ちょい。先日、何やら夫がナゾの行動をとり始めまして…。出かける前にコソコソとパンツを履き替えていたり、夜中に何度も起きて、スマホ片手にトイレに入っていたりと、もう怪しすぎ。まさか浮気でもしているのかと、思い切って問い詰めたところ、実はトイレが近い(頻尿)、排尿時に疼痛(排尿痛)、出し切った感じがしない(残尿感)…などの症状に悩まされているとのこと。つーか、それであんな紛らわしい行動をするなよ(苦笑)早速、泌尿器科を受診させると、「慢性前立腺炎」との診断が。調べてみると、症状はまちまちだが、頻尿、残尿感、排尿痛、会陰部痛を訴える人が多く、妻が洗濯の際に膿(うみ)や血液が付着した夫のパンツを発見して気付くこともあるとか。そこで愛する夫と増加する「慢性前立腺炎」予備軍のため、前立腺の全てを学ぼうと聖路加国際病院泌尿器科副医長の遠藤文康医師にお話を伺った。

ED 病気

その前立腺の3大疾患が前立腺がん、前立腺肥大症、前立腺炎の3つだとか。遠藤医師によると、近年急増している前立腺がんは50代以上で発症する人が多く、初期は自覚症状がほとんどないが、生死に関わる悪性の腫瘍。そして、前立腺の病気の中で症状を訴える人がもっとも多いのが、前立腺肥大症。前立腺がんとは異なる良性で、加齢に伴う老化現象であると考えられているそう。高齢者の病気という印象を持つ人も多いようだが、早い人では40代後半から前立腺の細胞が異常増殖し、頻尿などの排尿トラブルに悩まされることもあるという。

<前立腺炎の種類> NIHによる前立腺症候群分類(1999年)
【カテゴリーⅠ】:急性細菌性前立腺炎
【カテゴリーⅡ】:慢性細菌性前立腺炎
【カテゴリーⅢ】:慢性骨盤内疼痛症候群/前立腺関連疼痛症候群(慢性非細菌性前立腺炎)A:炎症性 B:非炎症性
【カテゴリーⅣ】:無症候性炎症性前立腺炎

「このうち、急性細菌性前立腺炎(カテゴリーⅠ)は38.5度以上の高熱を発し、歩けないほどの猛烈な尿道痛や会陰部痛が特徴で入院治療が必要な救急レベル。また悪化すると敗血症や精子の機能を損なう可能性もあります。

一方、急性に比べて症状が軽い慢性細菌性前立腺炎(カテゴリーⅡ)と慢性骨盤内疼痛症候群/前立腺関連疼痛症候群(カテゴリーⅢ)を合わせて慢性前立腺炎と呼びます。睾丸痛、会陰部痛、鼠径(そけい)部痛の初期症状の他、しばらくすると骨盤のあたりなど前立腺とは無関係に見える場所に違和感や痛みが出る場合もありますが、病気そのものはそこまで心配する必要はありません。特に治療をしなくても3~6ヵ月ほどで自然に軽快することが多いとされています」(遠藤医師)

ほっ。夫が診断された慢性前立腺炎は放置しても治癒するものらしい。また男性不妊の要因になったり他の病気を併発したりすることもないのだとか。ちょっと安心。でも頻尿や残尿感、疼痛などの症状を訴える人は増えているとかいう話も聞いたんだけど、どうなんでしょうか?

「現代人に『増えている』というよりは、症状を訴える人が顕在化してきたと言ったほうが適切かもしれません。というのも、慢性前立腺炎の症状を訴える人は昔からいたのですが、泌尿器医サイドではこの症状が病気だという認識がありませんでした。最近になってからこのような症状が確かに存在するという認識が広まり、患者さんの訴えを受け止めて、疾患として治療していこうという方針が一般的になったのです」(遠藤医師)

深刻ではないため、昔は医師から「気のせいでしょ」というひと言で片づけられがちで、病院を転々とし“ドクター・ショッピング”状態になる人も少なくなかったのだとか。ちなみに現在も決定的な治療法は確立しておらず、対症療法がメインだという。

自然治癒するのならよしだが、やはり耐えられないという場合、診察と同時になんと「前立腺マッサージ」を行なう場合もあるとか。それってちょっとエッチな響きも…一般的な直腸診とは違うんでしょうか?

「直腸診は触れるだけの触診ですが、前立腺マッサージは医療行為なんですよ。前立腺液を採取して、細菌と白血球の数を調べるために肛門から指を挿入し、前立腺の外側から内側へグリグリとまんべんなく圧迫、前立腺液を尿道に向かって絞り出すようにします」(遠藤医師)

前立腺マッサージってれっきとした医療行為だったんですね! ちなみに、前立腺の病気と聞くと、夜の方はどうなるのか?というのが気になるところ。ネット上では、前立腺の鬱血を解消するために「射精やセックス回数を増やした方が良い」なんて情報も見かけたが、真偽のほどは!?

「確かに、射精すれば前立腺の中の液が排出されますから多少は効果があるのでは…という説もありますが、教科書には射精回数を増やせという記述はありません。射精時に痛みが走る患者さんもいますから無理に増やさなくても良いのではないでしょうか」(遠藤医師)

そんな慢性前立腺炎の原因ははっきりと特定できていないという一方、患者にはシステムエンジニア、タクシー運転手など長時間座ったままで仕事をする人が多いことから骨盤内の血流が滞って前立腺が鬱血し、それが発症の背景にあるのではとも考えられている。そのため医師側では、血行不良の要因となる冷えや過度の飲酒や喫煙を避け、座り仕事が続く際には適度に体を動かすことを指導している。生活環境や習慣を改善することで、全快とまでもはいかなくても気になる症状が軽快する場合も多いという。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とED

ED 病気

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、寝ている間に無呼吸の状態が継続的に起こる病気のことを言います。

SASはその他の関連症状を発症させる可能性を高めると言われており、EDもその関連症状のひとつに当てはまります。

SASの原因と症状

SASになると睡眠中の呼吸停止はもちろんのこと、起床時の頭痛や集中力の低下、不眠症等の症状があらわれます。

また、無呼吸になることで血液中の酸素濃度が低下し、その結果狭心症や脳梗塞、心筋梗塞といった病気になってしまう可能性もあります。

SASの主な症状として肥満も挙げられますが、この肥満がSASの原因のひとつとされています。

肥満以外にも扁桃腺や舌、軟口蓋が肥大している人や首が短くて太い人、下あごが小さく後退している人、喫煙する人も同様にSASになりやすいので気を付けましょう。

EDはSASの症状の一つ

寝ている間に呼吸が止まると夜間酸素飽和度が低下します。

血液中の酸素が薄くなることで血が固まりやすくなり、その結果血液の流れが悪くなってしまいます。

血流が悪化することで陰茎への血液も十分に流れなくなり、EDを引き起こすとされています。

SAS治療でED改善

中等度から重度のSASの場合は、医師による治療を受ける必要があります。

SASの治療法に経鼻的持続陽圧呼吸療法がありますが、この治療法はSASによって引き起こされたEDにも効果が高いと言われています。

経鼻的持続陽圧呼吸療法は、マスクをつけて鼻から空気を持続的に送り込んでいくことで気道を押し広げていく治療法です。

この治療法をSASによるEDの人へ行ったところ、1ヶ月で17名中13名の人に効果が見られました。

また、経鼻的持続陽圧呼吸療法とED治療薬を併用することで、よりEDが改善されると期待されています。

SASとEDの両方を持病に持つ方は医師に相談してみましょう。

睡眠時無呼吸症候群の人はEDになりやすい

睡眠時無呼吸症候群の患者さんのうちの4~6割がED症状に悩んでいます。加齢や糖尿病、高血圧、喫煙などもEDのリスクを高めますが、睡眠時無呼吸症候群もそのひとつです。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中にいびきをかき、夜間に長い呼吸停止が繰り返し起こって低酸素血症が起こる病気です。重症の人では高度4000~5000mの高地にいるのと同じ、つまりキリマンジャロの8合目あたりにいるのと同じ状態になります。

一瞬ではあっても高山病の状態で、身体には非常に負担がかかります。酸欠で呼吸が荒くなるので眠りも浅くなります。そんな状態が毎晩続けば、仕事で忙しいビジネスマンは疲れてしまいます。

――睡眠時無呼吸症候群の人に、なぜEDが起こりやすくなるのでしょうか。

まだ医学的に明確に証明されてはいないのですが、おそらく低酸素血症で熟睡できず、疲労感が増すことによって、EDの症状が出るのではないかと考えられます。また、睡眠時無呼吸症候群による合併症の影響もあると思います。

――どんな合併症があるのですか。

最も多い合併症は高血圧です。また、脳卒中、狭心症、不整脈などもあります。睡眠中に苦しいために、緊張、興奮時に働く交感神経が優位になって、血圧が上がるのです。

――睡眠時無呼吸症候群にかかっている人はどのくらいいるのですか。

米国の統計では男性の4%、女性の2%と推定されています。男性では40~50代の人に多く、女性では50~60代に増えます。ただ、これは90年代の疫学データで、全世界的に肥満人口が増えていることを考えると、実際はこれより多いのではないかと言われています。

――睡眠時無呼吸症候群を治療することは、EDを治す意味でもメリットがあるのでしょうか。

はい。睡眠の質が改善されると、日中の眠気も改善されて生活の質が上がります。また、高血圧、脳卒中など合併症の予防にもなります。疲労感からEDの症状が起こっている方の場合、熟睡できることはよい影響があると思います。

患者さんは睡眠時無呼吸症候群などの病気が解決されると、次はEDの悩みを相談したいと考えるようです。健康の悩みをひとつひとつ解決していくのですね。

――EDの診療はどのように行われるのですか。

患者様と相談して、3種類のEDの治療薬の中から、患者さんの用途や希望を聞いて決めており、2錠から処方しています。狭心症や不整脈などの薬を服用している場合は処方できないので、服薬中の薬をチェックしますが、それで問題がなければ、ごく短時間に診察は終わります。睡眠時間、禁煙、肥満の改善など、ED治療につながる生活指導もさせていただいています。

 

EDの予防=生活習慣病の予防

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死に至るED「勃たない」は万病のサイン!?

死に至るED「勃たない」は万病のサインだった

「血管は、肝臓や膵臓と同じ、『物言わぬ臓器』。不健康になっていてもその兆候が非常に現れにくい。しかし、男性の場合は、ただひとつ症状が現れる部分がある。それがペニスです。EDだということは、動脈硬化が進んでいる、ひいては、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まっていると考えていい。『物言わぬ血管』が静かにメッセージを送っているのです」こう語るのは、池谷医院院長の池谷敏郎氏だ。

多くの男性は、EDになったとき、恥ずかしさと、「もう年だから」という自分に言い聞かせるような諦めのなかで、症状を放置しがちだ。病院に行く人の割合が1割以下だということは第1部でも指摘した通りである。しかしまったく大袈裟でなく、EDの症状が現れた後に、血管に関係する「死に至る病」が発症するケースは多い。放置しておくと大変なことになる。

なぜペニスは血管の「異変」に敏感なのか。千葉西総合病院の泌尿器科部長・久末伸一氏が解説する。
「ペニスの動脈は、体内のなかで一番細く、その直径は1~2mmほど。心臓を取り巻く冠動脈が3~4mm、体のなかで一番太い血管が6~8mm程度。動脈硬化が起きたときに、体で最も詰まりやすいのがペニスの動脈なのです。ここが詰まって勃起不全が起きているということは、ほかの場所でも遠からず動脈硬化が起きることのサインと言えます」

昭和大学藤が丘病院副院長の佐々木春明氏が自身の診察の経験を振り返る。
「私は、EDで相談に来た患者さんの動脈硬化をチェックすることにしています。以前、患者さんの頸動脈にエコーを当てて様子を見たところ、狭窄が進んで、このまま行けば脳梗塞、心筋梗塞という例があり、慌てて循環器科を紹介し、治療を受けてもらいました。泌尿器科で血管の問題が見つかって命拾い、というのは、珍しいことではないのです」

循環器系の病気は早期発見が救命の鍵になる。急性心筋梗塞の発作が起こった場合、病院に搬送される前に心停止してしまう割合は14%にものぼる。

埼玉県に住む藤田雄二さん(64歳・仮名)も、頭を掻きながらこう振り返る。
「いや驚きました。5年ほど前から勃起をしにくくなって、思い切って大学病院で診察してもらったら、先生から『循環器科を受けてください』と言われたんですから。それで循環器科の診察を受けたら、冠動脈(心臓に血液を送る太い血管)が詰まりかけていることがわかったんです。結局、すぐにステント(血管を拡張するための金属製の管)を入れて治療することになりました。医師からは『もう少し放っておいたら心筋梗塞でしたよ』と言われて背筋がゾッとしましたね」

こう言われても、「もう長年の間EDだけど、自分はそんな疾患にはかかっていない」と考える向きもあるかもしれない。しかし、それはEDを甘く見ていると言わざるを得ない。

こんなデータがある。札幌医科大学名誉教授の熊本悦明氏の研究によれば、「中高度の勃起障害がある男性」と「勃起障害のない男性」について、10年以内に心疾患と脳梗塞疾患を患う可能性を比較すると、前者の男性のほうが、それぞれ後者に比べて65%、43%も疾患を発症しやすかった。

EDを放置していたら、ある日突然、胸を掴まれるような苦しみが襲い、意識を失う――そんなおそろしいシナリオも十分ありうる。これまでの話は、EDが大きな病気の「前兆」となる場合だった。ほかにもこんなケースがある。それまでまったく気づいていなかったけれど、EDで病院に行ったことで初めて、自分がすでに病気にかかっていたことに気づくという例である。

もっとも多いのは、EDになったとき、すでに糖尿病になっているというケースだ。獨協医科大学越谷病院泌尿器科の小堀善友氏が言う。
「EDの症状が出た人は生活習慣病全般を患っている可能性が高く、EDで相談に来て生活習慣病が見つかることも頻繁にあります。なかでもとくに、『気がついていなかったけれど、実は糖尿病だった』という患者さんは少なくない。糖尿病はEDの主要な要因です。糖尿病で高血糖状態が続いているということは、血管がダメージを受けてペニスに血が流れ込みにくくなったり、神経が傷ついて脳からの興奮がペニスに伝わりにくくなったりしているということなのです」

さらに、糖尿病によってEDになっている場合、その後、心筋梗塞や狭心症を発症するリスクがより一層高くなる。

EDは、自分が「これから病気を発症する可能性」、そして「すでに病気である可能性」を告げてくれる「サイン」なのである。前出の池谷氏はこう話す。
EDになったことは、むしろチャンスだと考えることができます。それで病気が見つかったり、疾患の兆候を知ることができたりするからです。そのサインを無視しなければ、しっかりした対応を取ることができます。EDになったときには、恥ずかしがらずぜひとも病院に行ってほしいと思います」

勃起力は男性の健康のバロメーターなのだ。

via:「週刊現代」2017年10月14日・21日合併号

器質性EDはペニスの血管の動脈硬化!?

ED(勃起不全)は「病気」よりも「症状」という意味合いが強いです。たとえば風邪をひいたときに「熱が出る」のと同じで、何かの原因があって、EDという症状が出ます。

EDの原因の1つに、血管や神経に障害がある場合と血液を陰茎内の海綿体に血液を留めておくことができない場合があります。

血管の障害から起きるEDは生活習慣病が元であることが多いです。糖尿病や高血圧、喫煙などで血管にダメージを与えるため、血管に異常があることは間違いありません。

他に、加齢に伴う動脈硬化も1つの要因になります。動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞が知られていますが、EDも直接生命に関わらないものの、陰茎の血管の動脈硬化と言えます。

早朝勃起は健康の証し! 動脈硬化の進行度がわかる?

「健康体であれば、60代でも問題なく勃起する。40~50代で勃起不全の症状があるとすれば、心理的なものやストレスが原因だが、その裏には糖尿病や動脈硬化が潜んでいる」と熊本名誉教授はいう。というのも、ご存じのように勃起は血流に大きくかかわる。ペニスの動脈に大量に血液が送られ、動脈が拡張して膨らみ静脈が塞がれる。これによって勃起が維持できるというワケだ。

ところが動脈硬化によって血流が悪くなると、動脈が膨らまず、静脈も圧迫されず、完全に勃起させることが困難になる。「脳周辺の動脈は直径4~8mm、心臓周辺の動脈は2~4mmあるが、陰茎動脈は1~2mmしかない。動脈硬化の症状は真っ先に最も弱くて細い陰茎動脈に表れる」という。そのサインを見逃さないために、熊本名誉教授は早朝勃起を意識するべきだという。

「早朝勃起は年齢とともになくなると思っている人が多いがそれは間違い。確かに時間は短くなるが、健康なら60代でも睡眠時間の2割は勃起する。自覚できないなら、動脈硬化を疑うべき」という。

とはいえ、性交渉中の勃起は、精神的な影響を受けやすく、たまたま失敗した経験から、自信を失い悪循環に陥るケースも。「立たない」「途中で萎えた」が即ED(勃起不全)ではないが、「それが続いたり、本人が不安を抱えていればそれだけでEDといえる」と熊本名誉教授。

ED予防のために、食事や運動、休息をとるなど生活習慣を正していくことは、とどのつまり生活習慣病予防に繋がります。

食事の面では、栄養バランス、特に動物性脂肪の摂りすぎに気を付け、食べ過ぎないようにしましょう。

運動面では、激しくない有酸素運動を汗ばむ程度行います。速めのウォーキングや軽いジョギング、軽い筋力トレーニングやスクワットが効果的です。

ストレス面では、趣味などで適度な気分転換を図り、心も体も適宜休むようにします。

このような日常生活での心がけにより、ED治療薬を服用した際、より効果を高めてくれます。