朝立ちが少なくなってきたらEDなのか!?

EDの予兆を知る1つの手がかりとして、朝立ちの有無があります。

EDの状態になって勃起力が弱くなると、朝立ちも起こりにくくなりますので、朝立ちしていることは、勃起力が正常であることを知る目安になります。

とはいえ、健康な男性でも朝立ちがない場合もあるため、あまり神経質になる必要はありません。

むしろ問題とされるのは、朝立ちがあり、マスタベーションでは勃起するのに、パートナーとのセックスでは勃起に異常がある場合です。これは典型的な心因性EDの特徴です。

パートナー関係での気持ちのズレや仕事や家庭のストレス、子作りのプレッシャーなどがよくある心因性EDの要因です。

朝立ちから正確にEDになっているかどうかを断定することはなかなかことはできませんが、朝立ちがEDの要因を知る上でも1つの目安になることは覚えておきましょう。

「朝立ちする場合はEDではない」という人もいますが、同じ勃起症状でも朝立ちと勃起はまったく別のものと捉えられていますから、朝立ちしていてもEDであることは珍しくありません。

通常の勃起は性的興奮から始まりますが、そもそも朝立ちは生物学的な現象です。

朝立ちは睡眠中に起きる勃起減少で、健康な男性は一晩に平均8回ほど勃起を繰り返しています。

睡眠には深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)があることが知られていますが、レム睡眠時に起きるのが朝立ちです。

健康な場合はレム睡眠時に勃起を繰り返しますが、目覚める直前にレム睡眠時であった場合に朝立ちとなります。

この勃起は、性的な夢や興奮などによるものではないため、通常時の勃起とはメカニズムが異なります。

男性の性行動は、性欲から始まり、勃起、性交、射精、オーガズムという5つの段階がありますが、必ずしも連続的に起こるわけではありません。

そのため、性欲とは関係なく勃起することもありますし、勃起していなくても射精することもあり、性欲はあるのに勃起できないこともあります。

EDは国際的にこう定義されています。

「性交」時に十分な勃起が得られないため、あるいはそれが維持できないため、満足な「性交」が行えない状態

そのため、朝立ちで勃起した状態になるだけでなく、性交時に勃起した状態で満足できる性交ができるかどうかがEDの判断基準になります。

EDになった場合、下記の事象が起きる場合があります。

●性欲はあるが勃起しない
●勃起しても挿入するのに十分な硬さにならない
●挿入できても途中で柔らかくなってしまう(中折れ)

原因は、cGMPという血管拡張作用がある物質の働きを、PDE5という酵素が邪魔をしてしまうことです。

ED治療薬であるシアリス、バイアグラ、レビトラなどは、このPDE5という酵素の働きを弱めることで、勃起できるようにします。

ストレスを中心とした精神的な要因による心因性EDにED治療薬は特に効果を発揮しやすいため、医師に診断により、処方してもらうようにしましょう。